FXのトレンドフォローEAとは?トレンドフォローEAの特徴と選び方

トレンドフォロー

FXのトレンドフォローEA(順張りEA)の特徴と選び方について解説します。

FXのトレンドフォローEAとは?

トレンドフォローEAは、相場の流れに乗って売買をする自動売買EAのことで、順張りとも言われています。

上昇トレンドが発生したら買い、下降トレンドが発生したら売りでトレードをします。

トレンドフォローの特徴は、大きな利益は期待できませんが勝率が高く、ドローダウンが比較的小さめなのが特徴です。

トレンドフォローEAは非常に多くの種類があり、多くの開発者が販売・提供しています。

トレンドフォローは勝率が比較的高め

トレンドフォローはトレンドの沿ってエントリーするEAのため、勝率は比較的高めになることが多いです。

日々のトレードは勝つことが多いため、ストレスを感じることは少ないかと思います。

利確pipsよりも損切pipsの方が大きい

トレンドフォローEAの設定値を見てみると、利益確定のpipsよりも損切りのpipsの方が大きく設定されていることが多いです。

例えば利確は30pips、損切りは90pipsなど、損切りの方が2~3倍大きな設定になっていることが多いです。

ロットの設定をする時は、損切りが数回起きても大丈夫なように、ロットを上げ過ぎないように注意しましょう。

トレンドフォローEAの選び方

トレンドフォローEAの選び方を解説します。

バックテストで安定した成績のEAを選ぶ

まずはEAのバックテストをして、成績が安定しているか確認しましょう。

バックテストはできるだけ長い期間でテストをし、停滞期が少ないものが良いです。

ただ、バックテストの成績が良くなるように最適化しているEAもたくさんあるので、バックテスト結果はあくまで第一ステップとして考えましょう。

最大ドローダウンや平均損失、最大損失などを見る

バックテストをした時に、成績だけでなく、最大ドローダウンや平均損失、最大損失などもチェックしましょう。

平均利益に対して平均損失が大きい場合は、コツコツドカンのEAなので、負けた時の精神的負担が大きい傾向にあります。

そのようなEAはロットを上げにくいので、小さいロットで運用するようにしましょう。

また、最大利益に対して最大損失が大きい場合も、連敗した時のことを考えて、ロットは小さめで運用するのがおすすめです。

デモ口座もしくは小ロットでテスト運用する

バックテストの結果が良ければ、デモ口座かリアル口座の0.01ロットなどの小ロットでテスト運用しましょう。

テスト期間は長い方がたくさんのデータが取れるので、3カ月~6ヶ月くらいあると良いです。

この時に、「変なタイミングでエントリーをする」「動きが変、危なっかしいエントリーをする」「バックテストと比べて成績が悪い」などがあれば、利用するのは止めましょう。

「バックテスト結果=フォワードテスト結果」だと思っている人もいますが、バックテストが良くてもフォワードで成績が悪いEAはたくさんあります。

スプレッドの狭いFX業者を選ぶ

トレンドフォローEAは比較的スプレッドの影響を受けやすいため、スプレッドが狭いFX業者を選ぶようにしましょう。

スプレッドが広い業者だと利益が出にくい傾向があるため、できるだけスプレッドが狭い業者を使うようにしてください。

トレンドフォローの場合は、業者の相性もあるので、複数の業者でテストしてみると良いかもしれません。

トレンドフォローは成績が安定しにくい

トレンドフォローは比較的成績が安定しにくいので、月間成績マイナスが続くこともあります。

場合によっては半年間、毎月成績がマイナスになることもあり、判断が難しいEAが多いです。

相場の相性もあるので、できるだけ長い期間小ロットでテストすると良いかと思います。

他のEAタイプと組み合わせて利用しよう

トレンドフォローEAは勝率が高く比較的使いやすいEAですが、負けた時の損失が大きめで、成績が安定しないことが多いです。

負けが続いた時に資金や精神的に負担が掛かるので、他のEAタイプと組み合わせて利用するようにしましょう。

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