MT4のコピートレードが反映されない場合の対処方法

コピートレード 反映されない

MT4のコピートレードが反映されない場合の対処方法を解説します。

今回はMT4にコピートレードEAを設置するタイプの場合の対処方法になります。

原因は複数あるので、これかなと思うものを、ぜひやってみてください。

MT4側に原因がある場合

まずはMT4側に原因がある場合の解決方法です。

自動売買が許可されていない

MT4の上のツールバーにある「自動売買」が赤色になっている場合は、自動売買が動きません。

必ずクリックして緑色になるようにしましょう。

エキスパートアドバイザの設定ができていない

「オプション → エキスパートアドバイザ」で「自動売買を許可する」にチェックをすることも必要です。

必要に応じて「DLLの許可」や「WEBリクエスト」の設定もするようにしましょう。

WEBリクエストは外部通信を許可する設定で、コピートレードツールによってはWEBリクエストにURLを設定しないと動かない場合があります。

読み取り専用(Read Only)でログインしている

MT4にログインする際に、間違えて読み取り専用パスワードでログインしている可能性があります。

読み取り専用パスワードの場合、取引することができないため、新規注文画面が開くかどうか確認しましょう。

もしくは、一度ログアウトをして、パスワードを確認するようにしてください。

チャートにEAが反映されていない

コピトレEAがチャートに反映されていない場合もあるので、チャート右上にコピトレEAが設定されているか確認しましょう。

稀にインジケーターの影響で上手くEAが反映されないことがあるので、その場合は新しくチャートを開いて、そこに設定するようにしてください。

MT5を開いている

MT4ではなく間違えてMT5を開いている可能性もあります。

MT5の場合は自動売買の箇所が “アルゴリズム取引” と表示されているので気を付けましょう。

口座が休眠されている

しばらく使用していない口座の場合、口座が休眠状態になっている場合があります。

テスト的に小ロットで取引をしてみたり、使っているFX業者に問い合わせをして、口座が有効化されている確認してください。

MT4にログインできていない

MT4に上手くログインできず、”回線不通”や”無効な口座”になっている場合があります。

口座番号やサーバー番号、パスワードを再度確認して正しくログインするようにしましょう。

古いバージョンのMT4を使っている

古いバージョンのMT4を使っている場合、自動的にログアウトになってしまう場合があります。

一度MT4を閉じて再起動すると最新版にアップデートされますので、再起動するようにしましょう。

もしアップデートされない場合は、FX業者のMT4を再度インストールするか、MT4を立ち上げる際に”右クリック → 管理者として実行”をするようにしてください。

コピトレツール側に原因がある場合

続いてコピートレードツールが原因で上手く動かない場合の対処方法です。

利用するコピトレツールに認証が必要な場合

利用するコピトレツールによっては、不正防止のために認証が必要になっている場合があります。

口座番号を登録が必要な場合があるので、利用するコピトレツールのホームページやマニュアルを確認するようにしてください。

登録している口座番号などが間違えている場合

コピートレードツール側の問題として、認証する口座番号を間違えている可能性があります。

一度、コピートレードツールを提供している人に確認をして、口座番号が間違えていないか確認するようにしましょう。

コピートレードの動きが悪い場合

最後に、コピートレードは正しく設定されているが、動きが悪い、上手く反映されない場合の対処方法を解説します。

表示しているシンボルの数が少ない

MT4の気配値で表示しているシンボルの数が少ない場合、上手くコピーができないことがあります。

気配値に表示するシンボルは1つではなく、複数表示させるようにしましょう。

コピートレードの通信先の距離が遠い

コピートレードをする場合、通信先の距離が遠いとコピーするのに時間がかかる場合があります。

相手方のVPSがどこに設置されているのか確認し、相手方のVPSと国や都市を合わせると通信が速くなる場合があります。

海外の場合はアメリカ(西海岸、東海岸)、ロンドン、ドイツなどのVPSを使っている可能性があるので、確認するようにしましょう。

VPSのスペックが低い

1つのVPSでコピートレードをするだけであればスペックの低いVPSでも問題ありませんが、複数のMT4を入れている場合は注意が必要です。

日中はサクサク動いても、夜や指標発表付近は取引が活発になってチャートが固まりやすくなり、コピートレードの反映が遅くなる可能性があります。

できるだけVPSには余裕を持たせて、夜や指標発表時でもサクサク動くようにしましょう。

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